魚料理のコツ

鰹(カツオ)料理

 

 

マナガツオ、ソウダガツオ、ハガツオ・・・など、「かつお」と一口に言ってもいろいろありますね。日本人にとって、マグロと並んでもっとも馴染みのある魚の一つではないでしょうか。

 

しかし・・・意外と、さまざまなかつお料理をご自宅で楽しんでおられるという方は多くないのでは?カツオのたたきもおいしいですが、何か?もっとひと工夫して、簡単なカツオの魚料理を食卓に上らせたいですね。コツは?

 

やはり新鮮なカツオを選んで購入し、ご自宅でご自身の手で下ろすのが一番です。ちょっとしたコツで、意外に簡単にできます。

 

 

カツオの選び方は?
2kgぐらいの大きさのよく肥えた・・・まるまるとしたカツオがおいしいです。えらぶたが硬く、表面のしまめのきれいなはっきりとしたものが良いでしょう。頭部は少々緑色っぽいものがいいと言われます。

 

 

カツオを使った魚料理のコツ
鮮度の良いものは、お刺身としてもちいられます。また、タタキとしてももちろんいけますね!

 

お刺身用には、重さ4~5kgぐらいのものが食べごろであり、多く用いられています。「五枚おろし」(中央に切り目を入れて、腹の身と背の身をすき取ります。裏側も同様にします。身が4枚と中骨1枚で合計5枚となる下ろし方です。かつおの場合は、背びれからむなびれにかけての硬いうろこを削り取ります)にして、血合いを取って調理します。

 

*この「血合い」の部分は、栄養的には満点です!捨てないで、しょうがとおしょうゆ、砂糖でじっくり煮る(「しょうが煮」)、あるいは味噌と木の芽で煮てもおいしいです。魚料理のコツといっても、難しいものではありません。新鮮なものを購入して、新鮮なうちに下準備をすることが大切ですね。