魚料理のコツ

からし酢みそ

 

 

しめさばやゆでダコなど、ご家庭で手作りされたり、すでに調理されたものを購入することもあるかと思います。そんなときにさらにおいしさを引き立て、魚料理のアクセントとなるのが、「からし酢みそ」です。

 

たとえば、しめさばを薄切りにして、もちろんそのまま召し上がっても、あるいはからしじょうゆでいただいてもおいしいですが、野菜といっしょにからし酢みそで和えて召し上がると、また違ったおいしさを発見できます。

 

 

基本の割合を覚えれば、あとはどんな魚介にも応用できます。魚料理のレパートリーを増やす簡単なコツです。

 

からし酢みそ・・・ゆでだこ4人分に対しての適量
・練りがらし・・・小さじ4
・白みそ・・・60g
・砂糖・・・大さじ2
・酢・・・大さじ4

 

 

からしとみそをすり、砂糖を入れて徐々に酢を加えていきながら、すりのばします。
コツは、調理や盛り付けによって酢の量を加減します。盛り付けたものに上からかけるときはややかためにするため、酢の量を少なめにします。

 

一方、深い鉢に盛りつけるときには、酢を多めにしてやわらかくします。そうしないと、味が強く絡みすぎます。一方、和えてから盛りつける場合には、材料から水分が出るので、酢の分量はもっとも少なくし、大さじ2~3ぐらいで十分です。

 

紅ショウガや木の芽、ごま、ゆず、針しょうがなどを季節によって添えると変化が出ます。
酢みそはそのほか、あおやぎとわけぎのぬたにも利用できます。酢の量は控えめにします。いずれにしても、いただく直前にあえることが大切です。